JALグループは8月24日、2021年度冬季ダイヤ(10月31日~来年3月26日)の国内線の基本便数計画を発表した。期間中は、エアバスA350―900型機を東京(羽田)―大阪(伊丹)線で毎日運航するなど、さらなる導入を進めるほか、北海道エアシステム(HAC)では11月にATR42―600型機への機材更新を完了する予定。
路線便数については、大阪(伊丹)発着路線で、沖縄(那覇)線、熊本線を増便する。日本トランスオーシャン航空(JTA)では、季節運航便として、夏季期間に続き年末年始、春休みの繁忙期に大阪(関西)―宮古線、名古屋(中部)―石垣線および名古屋(中部)―宮古線を運航する。北海道エアシステム(HAC)の札幌(丘珠)発着路線では、昨年就航した女満別線を増便する。また、夏季期間に季節運航した奥尻線を、土日祝日、年末年始などで運航する。日本エアコミューター(JAC)の鹿児島発着路線では、週末および年末年始の繁忙期を中心に屋久島線、徳島線、沖永良部線を増便する。
サービス面では、「JALファーストクラス」サービスを、新たに大阪(伊丹)―沖縄(那覇)線、東京(羽田)―石垣線(12月24日~来年1月4日、3月18~26日)で開始する。